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QMS定着への奮闘日記

No.50 衝撃!サーベイランスで気づいた〈改善の種〉
     ~内部監査員の増員で得られる効果~

2012年4月12日

 最近よく、ISO関連のフォーラムや専門書等で「内部監査」や「内部
   監査員」がテーマにあがっているように思う。

     「内部監査は組織改善の強力なツール~」
     「内部監査員は経営者の代行者~」      etc.

   きっとどの組織も、ISOとの適合性云々から、「どう使われているか」
   「それが組織にとって有効的か」という視点に変わってきたからかな…

   そのため必然的に「内部監査(員)の重要性」がクローズアップされて
   いるのかも知れない。

  当社もかれこれ8年前、トップが従来の内部監査に不満を持っていた
   ことから、外部の見識者を起用した「外部監査員」という現行の進め
   方に踏み込んだ。
         詳細はこちら<<< NKS流内部監査

   この効果は覿面で、QMSのツボにビンビン効く議論や〈改善の種〉の
   発見に繋がっている。

  当社の内部監査員は、外部監査員を含めて現状3名いる。
   そんな内部監査員に求められる力量は、下記のように規定している。

      ①トップマネジメントの方針・考え方・スタンスを理解し、
        解説出来ること。
      ②QMS業務の各プロセスと、そこに流れる人の動きや活用
        ツールを理解していること。
      ③業務遂行の事実とQMSの差異を、システム的・論理的に
        指摘出来るように努力すること。

   この力量と人員について、先日あったISO認証サーベイランスで審査員
   と議論している時…こんなことに気づいた。

      「この力量を持った人が増えれば、トップの切り口からモノが
       見える、モノが言える人が増えるということ…
       そうすれば当社の運営、QMSの運用はもっと改善・向上す
       るんじゃないか…!」

  サーベイランスでこんな凄い気づきがあるなんて!! 正直ビックリ。
   これは是非とも取り上げるべき〈改善の種〉じゃないか!!

   どんなカタチになるか分からないけど、内部監査員の教育・訓練が実現
   され、力量が担保されれば、トップの代行者となり得る人が増えるはず!

   早速トップに報告しなければ!
   どんな反応があるか…ワクワクするなぁ。

△ No.51 出よ、職場をリードしてやろうという社員!
▽ No.49 アプローチの仕方次第で、相手の印象はガラリと変わる