QMS定着への奮闘日記 >

QMS定着への奮闘日記

No.62 更に‘甘さ’が露見…だったらその‘甘さ’に手を打つんだ

2012年7月12日

  以前紹介したように、当社のマネジメントレビューは月度毎行っている。
   >> No.59 凄いぞ!月度毎のマネジメントレビュー
   そのおかげで、 
     ・ストップしている案件にキチッと手が打てること。
     ・そのフォローアップが放置されず、月度毎に出来ること。
   というメリットが見えたのに…現実はどうもうまくいかない。

  何がストップしているかは見えた。それに対していつまでに手を打たなけ
   ればいけないかの意識付けも出来た。

   なのに改めて前月度分を振り返ってみると、進行もしていないし、フォロー
   アップまで回っていない。結局レビューした時のその場逃れのような感じ
   で、後が続いていない。
   何故??

  過去にも同じようなことが幾度と有った。
   部署毎に抱えているテーマと進行計画を立て、進捗状況を書き込んでいく
   ような一覧表を作成・掲示していたが、それも最初だけで後が続かない。

   その当時の私の「何故出来なかったのか」を振り返ってみると…
     ・取り組んでいるテーマがなかなか進行せず、定期的に状況を書くこ
      とになっていたが、書くことが無かった。
     ・その一覧表は、自分しか見なかったから、少々計画が遅れても、誰
      からも咎められない。
   そんな自分の甘さから、一覧表や計画がどんどん無意味なモノになってし
   まった。

  しかし「出来なかった」要因から、改善の糸口が見えてきたような気が
   する…「自分しか見なかったから

   「誰かに見られている」「誰かにチェックされる」ような刺激が有れば、
   人は動くモノだと思う…ならば、監視役・チェック役がいれば良いのでは!

  だったら、G長職から外れ、客観的に見られる私が適任。
   これからは定期的にチェックして、テーマが中途半端になるような状態を
   無くすんだ。
   またテーマ毎の状況確認もしくは有効性評価の予定月度がパッと見て分
   かるように色識別しよう。

   まずは実践してみて、進行しながらレビューし、拙い点が見えてきたらその
   都度改善していけばいいさ!

△ No.63 新たな発見!「全員参加型内部監査」
▽ No.61 「明瞭に考える」ための6箇条