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QMS定着への奮闘日記

No.93 力量は「知識」「遂行レベル」「姿勢」の三位一体

2013年3月7日

  ずっと抱え込んできたテーマ「品質保証担当の力量」
   やっとカタチになってきた!

   当社の品質保証担当の役割は「3課ミーティングの運営」と「日常業務運
   用の観察及び指摘・補完
」…それと「QMSについての理解」は当然。
     (※3課ミーティング:事業所運営の決定機関) 

   会社が求めている役割を、ちゃんと軸にして考えれば、
     ・何を知らなければいけないか(業務知識)
     ・どこまで出来なければいけないか(遂行レベル)
     ・どのようにやらなければいけないか(業務姿勢)
   発想がどんどん出てくる、出てくる。

  ある程度カタチになった「力量定義と評価方法」を全社に開示。
   具体的に何を求められているのかがイメージ出来るか、実際の運用者に見
   て貰っているところ。

   会社の考え・評価の基準・方法等、事前にオープンにする…つまり、こち
   らの手の内を見せておくことで、運用者も何をどう頑張ればいいかがハッ
   キリする。

   担当者の力量も伸びるし、日常業務に反映されれば業務の品質もより高ま
   る。会社にとっては喜ばしい限り。

   嬉しい気持ちの反面、早くやっておけば良かった…と反省。

  力量を構築し、そして担当者の疑問に対する議論で気づいたこと。
     当社が考える、仕事を遂行する力量は、
     「知識・技能」 × 「遂行レベル」 × 「業務姿勢」
 
   やっとこの意味が分かった。

   知識だけ有ってもダメ。やれれば良い訳でも無い。やる気ばかりでもダメ。
   必要な知識を持ち、目標(果たすべき役割)に前向きで当たること…

   「知識」「遂行レベル」「業務姿勢」は三位一体。
   だから掛け算なんだ!! またまた目から鱗が落ちた。

  力量が決まれば、向上させるためのフォローが始まる。
   次は「フォローの仕方」を考えねば。

△ No.94 本部スタッフの力量とは…
▽ No.92 レベルの高さに頼るような仕組みではダメ!