QMS定着への奮闘日記 >

QMS定着への奮闘日記

No.106 校正品質を握る「校正責任者」の力量、決まる

2013年6月13日

  第一優先テーマの「校正責任者の力量」
   本部スタッフの知恵を出し合ったことで、ここに来て一気に形付いた!

   ここまでの考え方のストーリーをおさらい。
     ①当社の商品である「校正業務」を実現するための一連のプロセス・
       流れをリストアップ。
     ②各プロセスでの校正責任者に求める「役割・動き」を洗い出し。
     ③求める「役割・動き」がどこまで出来れば満足か。

  ストーリーに沿って具体的に追究し、そして校正責任者に必要な「基本資
   質」が見えてきた!
     ・チームを纏める  … 統率力
     ・JOB内容の把握 … 理解力
     ・ルールを守る   … 実行力
     ・納期を守る    … 管理力
     ・集合⇔離散による、報連相の徹底
   この5つが単に出来ても暗くメリハリの無い動きなら、「リーダー」には
   相応しくない。
   やはり「明るくハキハキと挨拶や指示、受け答えが出来ること」ここまで
   出来てこそ「リーダー」の姿…というところまでハッキリした。

  各プロセスでの役割や期待する動きに基本資質を合わせ、校正JOBを実
   現する『校正責任者の行動指針』が纏まった。
   その一部を紹介、それがこちら↓↓↓
        校責行動指針

  校正責任者の力量は、勿論「この行動指針通りに遂行出来ること」である。
   よって評価方法は行動指針を基準としたテストになるが、現状では1次
   試験で「筆記テスト」、2次試験で「実技テスト」を予定。

   2次試験をパスし、晴れて「新校正責任者」になって実践で活躍してくれ
   た校正責任者には、月度毎に特別賞与を支給することも決定。

   確かにこれだけの行動が校正責任者によって実現されたら、当社の業務品
   質はグッと上がり、お客様への見え方もガラッと変わるだろう。

   さぁ、これから当社の顔となる「校正責任者」がどれだけ生まれるんだろ
   う…
   今後も資格を取得するまでの動き、その後の変化等を随時お伝えしたいと
   思います。

△ No.107 「品質記録」の役割と有効性を考える
▽ No.105 名は体を表す…本来の役割に即した役職名に改名