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QMS定着への奮闘日記

No.136 QMS活動の知恵のカタチ「ドキュメント改訂の変遷」

2014年2月13日

  前回綴った「ドキュメント改訂の変遷リスト」(図1 イメージ)
   今回はその詳細をご紹介。

   変遷リスト


  お客様と校正業務の契約内容(校正スペックや作業の制約等)を打ち
   合わせする時に使用する『お客様ニーズ聞き取り表』(図2)を実サン
   プルとすると…

   ニーズ聞き取り表


   現在『お客様ニーズ聞き取り表』は改版数「17」
   つまり『お客様ニーズ聞き取り表』は、そのドキュメントが制定されて
   から17回に及ぶ何らかのきっかけがあって、改訂されたと云うこと。

   そのきっかけとは業務上のチョンボやトラブル、お客様からのクレー
   ム、内部監査での指摘等、当社のQMS運用上で見つかった〈改善
   の種〉だ。

  例えば改版数「2」では、作業環境の安全性をより具体的に打ち合わ
   せ出来るような項目にするために「重要確認事項の詳細化」を追加
   した。   (図3 変遷実例 参照)

   変遷サンプル


   その背景には、作業環境が「天井裏」だという打合せはしたが、状況
   の詳細やリスク・安全対策等は打ち合わせずに作業に取りかかったが
   ために、何の不安も持たず天井板の上に載ってしまい、天井板を壊し
   てしまったというトラブルがあった。

   その時は天井板を凹ましてしまう程度で、ケガなどには繋がらなかった
   が、一つ間違えば大惨事になっていたかも知れない。
   二度と同じことが起きないように、当事者の注意力ではなく、打合せの
   仕組みで徹底させようと‘知恵’を絞った結果、「重要確認事項の詳細
   化」追加の改訂になった。

   このような 「チョンボ」→「知恵」→「改善」→「運用」→…を17回
   繰り返して、現在のドキュメントに至った。おかげさまで同じチョンボは
   出していない。

  改めて17回の「改訂の変遷」を整理・リスト化して振り返ってみると
   …色んなチョンボを出したもんだという情けなさもあるけれど、タダで
   は起きない精神で知恵を出し、ここまでの「QMS運用力」を付けてき
   たんだな…と感慨深かった。

  こんな地道で泥臭いNKSのQMS活動だけれども、もしもお客様や読
   者様の会社の「QMS活動」や「ドキュメント作成」のヒントになるな
   ら…この「ドキュメント改訂の変遷」をシェアしたり、議論したり、提
   供したり…と思っています。

   そのような場の一つとして、以前当日記でお知らせしました
   「QM戦略運営 講演」や「QM戦略実践セミナー」を開催します。

   講演・セミナーについては、インターネットで「QM戦略」を検索下さ
   いませ。
   お問い合わせ等は、下記にメール頂けますと、後ほど担当から折り
   返し連絡させて頂きます。

   e-mail: office@qm-method.jp
    または honbu-report@qms-wa-nks.jp

△ No.137 NKSのQMSの軌跡「QM戦略実践」生の声で提供します
▽ No.135 ドキュメント改訂の裏側に「QMSの知恵」あり