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QMS定着への奮闘日記

No.216 【NKS流QMS語録】仕組み構築の極意

2017年12月7日

  当社は、本社を名古屋に置き、全国に12事業所を展開しています。

   活動エリア、取引しているお客様、取り扱っている計測器は事業所
   によって様々ですが、実現している仕事(校正業務/適格性評価業
   務)の仕組みは全社共通です。

  しかし、先日も実際に発見した事ですが…時々
   同じ業務なのにA事業所とB事業所でやり方が違うというケースが
   あります。

   A事業所もB事業所も長年それぞれのやり方で進めてきて、トラブル
   も起きなかった(偶々起きなかっただけかもしれませんが…)
   ので、どちらも「これがルールだ」と思い込んでいました。

   「どっちが正しいですか?」と問われても…すぐには答えられませ
   んでした。

   どうして答えられなかったかというと、その業務に対するルールが
   曖昧だったからです。

   読む人によって捉え方が幾通りも出来そうな表現だった…そのた
   め事業所毎で解釈されたやり方が「所ルール」になり、事業所の分
   だけルールが出来ていたのです。

  会社の反省点は
    ●ルール・基準が不明確で、人による解釈の違いを生んだこと
    ●そのため会社の中に複数のルールを存在させていたこと

   このようなことが出来る限り起きないように、仕組み・ルールを構
   築する際は下記のことを意識しています。

   qms-goroku2.jpg

△ No.217 【NKS流QMS語録】NKSにおけるQMSの存在理由
▽ No.215 【NKS流QMS語録】QMS構築の理念