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QMS定着への奮闘日記

No.3 トップが『ドキュメント作り』に妥協しない理由

2010年3月18日

 先日、当HPでお世話になっている方から「QMSレポートの実践編
   として、『QMS運用セミナー』のようなことが出来るといいね」
   という話がありました。

   取っ掛かりとしては『ドキュメント作り』などを考えているみたいでした
   が、その話を横で聞いていた私はチンプンカンプン…

     「何で『ドキュメント作り』がセミナーのテーマになるの???」

 確かに、うちのトップは『ドキュメント作り』に一切の妥協を許さない。

   この1年を振り返ってみると、トップから何度となく同じことを指摘
   され…
     「それはどういう仕組みになっているんだ?」
     「誰もがその仕組みに乗れる状態にしておくことが、
      本部スタッフの役割」

 毎回云われて学習しない私も私だ…と反省しながら、「誰もがその仕組みに
   乗れる状態にするって~」とボンヤリ考えていると、

      「誰もが仕組みに乗れる」
           ↓
       誰でもその仕組みを知っている
           ↓
       その仕組みが見える状態になっているということでは!?

 見える状態…ドキュメント…そっかぁ!
   『ドキュメント作り』ってオモテ面だけ見ると、ハード的な話だけれど
   も、本質は「仕組み」というソフトを、誰もが分かるカタチに置き換えて
   いるんだ!!

 『ドキュメント作り』って、実は『仕組み作り』のことか…
   やっとトップが『ドキュメント作り』に妥協しない理由に合点!

△ No.4 『ドキュメント』に対する考え方を再整理
▽ No.2 「運用のレベルアップ」と「QMSの改善」の追いかけっこ