●2010年4月1日
■ある日のQMSミーティング。
■営業のグループ長から、出先の営業ミーティングについての報告が
挙がった。
「A事業所の営業ミーティング報告で、課員からの報告には触れず、
責任者は別の話題を取り上げていたことが気になりました。」
■その発言に、すかさずトップから指摘。
「話題に取り上げる・取り上げないが問題じゃないでしょ。
掴んできた情報を、どう仕事に繋げていくかを協議する…
そこに‘営業ミーティングの意味’があるんじゃないか。
そもそも、営業ミーティングでは何を話題にすべきなのか?
取り上げる話題や進め方は、出先に任せっきり。
会社としてハッキリ決めていないことが問題。」
■確かに今までは、責任者と課員の‘活動連絡会’のような
営業ミーティングだったかも知れない…
営業のグループ長を初め、我々本部スタッフは問題を解決するために、
「どんな営業ミーティングをして欲しいか…」取り上げて欲しい話題が
キチッと挙がるような『営業ミーティング報告』フォームにしようと
見直しを開始。
■取り上げたい項目をピックアップ。
1)新規開拓や既存客先のフォロー状況
2)月度目標売り上げ額の充足状況や、達成のための手段、指示etc.
それらに対する営業責任者の考えが書けるようなフォームに修正、叩き台
としてQMSミーティングで2回目の議論。
■トップから開口一番、
「そんな個別論ばかりで、営業責任者は現場を統括出来るの?
営業ミーティングの『ストーリー』とはどういう事なの?
情報収集 → 問題点の把握 → …
ミーティングの目的やその意義などから、まず『ストーリー』を
押さえなさい。
ストーリー…つまり営業ミーティングの‘骨子’がしっかりして
いないのに、肉付けばかりしても形式的になるだけだ。」
■営業ミーティングの『ストーリー』… 骨子… なるほど。
今までそんな考え方をしたことはなかったなぁ…
また、一から考え直しだ。
『営業ミーティング報告』フォームのカタチになるまで、
道程は長そうだ…