●2010年 9月16日
■当社にとって、校正業務に使用する標準器は、大切な大切な財産。
以前に比べれば取り扱いによる「標準器の破損」は少なくなったモノの、
それでもやっぱり人が扱っている以上「つい、うっかり…」は無くならない。
■先日のQMSミーティングで「標準器の使用」に関するテーマを議論して
いると、
「日々の業務で使っている標準器の価格を、どれだけの人が
知っているのだろう…」
という意見があった。
■当社には5,000以上の標準器を所有しているが、殆どの社員がその価格
を知らないまま、当たり前に使っているのが現状。
大切な資産を維持するためには「気をつけて取り扱おう」という、個人の
意識も大事だが、会社としてよりその意識に働きかけるためには「見える
工夫」も必要ではないか…
■そこで考え出した案は…
標準器の大凡の価格を示す「色シール」の貼り付け
例えば… ~ 20万未満 … 緑色
20万以上 ~ 50万未満 … 青色
50万以上 ~ 100万未満 … 赤色
100万以上 ~ … 金色
安いから云々という訳では決してないが、いつも通りに使おうとした人の
視野に「金色」シールなんかが入ってくれば、使用の緊張感は今までと
違ってくるだろう。
■この案はもちろん決裁。
現在、区分と識別の仕方を検討中。
その実践例と効果は、また後日紹介したいと思います。