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QMS定着への奮闘日記

No.92 レベルの高さに頼るような仕組みではダメ!

2013年2月28日

  50期に向けての「QMSの再構築」
   新しい仕組みの草案を何度も何度も叩いて、段々カタチを成してきた。

   全社配信をする前に、本部のグループ長でテスト運用もしてみた。
   狙い通りの効果も見込めそうだ。

  いよいよ全社配信しようと、QMSミーティングでテスト運用の結果と完
   成報告を挙げたところ、トップからこんな突っ込みが!!

     トップ  :「そのテスト運用の結果は‘システムの良さ’か、それと
            も‘レベルの高さ’か?」

     グループ長:「レベルの高さもあると思います」
     トップ  :「レベルの高さに頼るような仕組みではダメ。
            レベルに関係なく、誰がやっても同じ品質を実現出来な
            ければ、仕組みとして意味がない。」

  いけない、いけない!
   危うく、運用者が上手く使えないかもしれない仕組みを出すところだった。
   「早く作り上げなければ~」の意識が先行して、「A君でも出来るかな、
   B君ならどうだろう」と運用者の立場になって考える意識が薄かった…

   基本的な構想は出来ている。
   後はもう一度「誰がやっても同じ品質が実現出来る」QMSの目的に基づ
   いて、運用者の立場で叩き直しだ。

  NKSのQMSのレベルアップはすぐそこまで来ています。
   新しいQMSの運用で、更にお客様へ確実性を増した校正業務/バリデー
   ション支援業務が提供出来ることをお約束します。

△ No.93 力量は「知識」「遂行レベル」「姿勢」の三位一体
▽ No.91 品質保証担当に求められる力量って何?