●2013年4月18日
■ 先日の受審したサーベイランス審査の「トップインタビュー」に同席させ
て貰った。
まずは形式的な質問がされ、トップが答える。
審査員「ISOを取得した背景、トップの狙いは何ですか」
トップ「公的信頼のために取得しましたが、今ではISOが何者か、
トップが一番熟知し、経営ツールとして大いに利用していま
す。」
審査員「どのように役に立っていますか」
トップ「それぞれの役割分担がハッキリしました。だから仕事がやり
やすいですね。」
これまで何度も聞いた言葉。自分の理解度も再確認。
■ 次に「最近の活動」のマネジメントレビューについての質問になった。
審査員「マネジメントレビューはいかがですか?」
トップ「参謀を置いているようなモノです。」
私はその言葉を聞いて、何故だか凄く感動した。QMS…仕組み…参謀…
■ これまで仕事を推し進めるために、様々な「仕組み」を構築してきた。
それはただ仕事のやり方だけでなく、事業所の活動がどのように展開され
ているか、どこかで悩んでいないか等、本部と事業所の報連相も「仕組み」
化した。
情報をわざわざ取りに行ったり、出先に足を運んで見に行かなくても、会社
全体の動きや中身が、全て「仕組み」によってトップの耳にも入る。
確かにトップにとってISO・QMSの仕組みは「参謀」だ。
■ 「ISOを享受しているのはトップ自身ですよ」
そう話すトップを見ていて…
更に愉しませるQMSを展開すること…それが私の役割だ。