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QMS定着への奮闘日記

No.99 QMSはトップの「参謀」

2013年4月18日

  先日の受審したサーベイランス審査の「トップインタビュー」に同席させ
   て貰った。
   まずは形式的な質問がされ、トップが答える。

     審査員「ISOを取得した背景、トップの狙いは何ですか」
     トップ「公的信頼のために取得しましたが、今ではISOが何者か、
         トップが一番熟知し、経営ツールとして大いに利用していま
         す。」
 

     審査員「どのように役に立っていますか」
     トップ「それぞれの役割分担がハッキリしました。だから仕事がやり
         やすいですね。」
 

   これまで何度も聞いた言葉。自分の理解度も再確認。

  次に「最近の活動」のマネジメントレビューについての質問になった。

     審査員「マネジメントレビューはいかがですか?」
     トップ「参謀を置いているようなモノです。」 

   私はその言葉を聞いて、何故だか凄く感動した。QMS…仕組み…参謀…

  これまで仕事を推し進めるために、様々な「仕組み」を構築してきた。

   それはただ仕事のやり方だけでなく、事業所の活動がどのように展開され
   ているか、どこかで悩んでいないか等、本部と事業所の報連相も「仕組み」
   化した。

   情報をわざわざ取りに行ったり、出先に足を運んで見に行かなくても、会社
   全体の動きや中身が、全て「仕組み」によってトップの耳にも入る。

   確かにトップにとってISO・QMSの仕組みは「参謀」だ。

 ■ 「ISOを享受しているのはトップ自身ですよ」 
   そう話すトップを見ていて…
   更に愉しませるQMSを展開すること…それが私の役割だ。

△ No.100 より「お客様」を意識したQMSを目指す
▽ No.98 顧客満足なサーベイランス審査