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QMS定着への奮闘日記

No.161 ネーミングは相手の印象も左右する!?

2016年2月4日

  先日、外国人環境客の「爆買い」に関する面白いニュースがあった。
   『ある製薬会社が発売している商品を大量購入している』

   勿論その性能の良さも理由の一つだけど、商品のネーミングがあま
   りにも「ズバリ」すぎるのがウケているそうだ。例えば、

     ●発熱時に頭や身体に貼る「熱さまシート」
     ●のどの殺菌に「のどぬ~る」
     ●蓄膿症の炎症を抑える「チクナイン」
       (私もよくお世話になっています)

   等々、この製薬会社様の商品には、他にも思わず頬が緩んでしまっ
   たり、「そのまんまやん!」と思わずテレビに向かって突っ込んでしま
   うネーミングがいっぱいある。

   そのセンスの高さもさることながら、何よりネーミングを聞くだけで、
   どこに使うか、何のために使うかがイメージ出来るのが凄い!

  当社でも運用する資料は、出来る限り聞いただけで運用者が「パッ
   とイメージ出来るネーミング」にしようと心掛けている。
   その代表的なのは

 ■ 『お客様ニーズ聞き取り表』
   ニーズ聞き取り
    まさしく、お客様のニーズを聞き取るための資料





 ■ 『付帯作業のリスク予防チェックシート』
   リスクチェック
    付帯作業を実施する際にどんなリスクがあって、どう予防するか
    を確認する資料





  ちょっと長いけど…『温度センサを曲げたり、圧迫したり、引っ張
   ったり、薬液に浸す必要がある校正(測定)作業についてのお願い』
   お願い文

    もう、ネーミングのまんま。





  お客様からも時折「NKSさんの資料は名前がユニークだよね」と
   褒めていただくこともあるが、ネーミングは相手の印象も左右する
   ようだ。

   やっぱり、お堅いネーミングだとお堅く受けている感じがする。

   最近の社内会議では、一般的にあるような資料名(案)を出しただ
   けで、「ネーミングが面白くないよね~」という指摘・議論が第一声
   目に挙げられるほど。

  前述の製薬会社様のようなセンスは無し、NKSの校正業務を爆買
   いなんてことは無いけど、
   「パッと見てわかる」「印象に残る」ネーミングって重要だわ…
   知恵を絞らねば。

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