●2016年5月26日
■ 私はマネジメントシステムに関わっている方と接する機会が多い
のだが、最近はどの方にあっても「NKSさんは、2015年版への
移行はどうですか?」と聞かれることが多い。
「次回の更新審査の際に、2015年版の移行審査も予定していま
す」と答えるのだが…実は殆ど手をつけていない。
先日の審査では「現行のQMSでスムーズに移行出来ると思いま
すよ」とか、外部監査員(マネジメントシステムの見識者)からは
「既にプロセスアプローチやリスク管理の概念がシステム化されて
いるから、特別何かしなくても良いと思う」という嬉しい評価を頂
く。
「そうかなぁ~(照)」と自負心を持つ一方、どこか不安もある。
審査機関等がセミナーを開設したり、専門誌の特集が多く組まれ
たり、他社様ではマニュアル改訂のためのコンサルタントを付けた
りされている。
「皆さんがそれだけ取り組んでいるのだから、結構大変なのかも
しれない…」
そう感じる度に「対比表から作ってみるか~」と思ってはみるもの
の、結局日常の業務に追われて頓挫してしまっている。
■ これではあっという間に1年が経ってしまう!ということで、自分の
不安の払拭、そして尻を叩くためにも、目標を設定しよう!
◎ 2015年版との整合性確認・対比表作り
→6月末
◎ QMS管理文書の全面見直し完了
→10月末
QMS管理文書の全面見直しは、2015年版移行に向けてでもある
けれど、一番の目的は
「社員が使い易い、実務に合ったQMS管理文書にする」こと。
折角見直すなら、「ISOのための文書」ではなく、「社員の傍に
いつもある文書」にしたい。
■ 今後、進捗状況とレビュー、その中で学んだこと・感じたことも含
めて、当日記で綴りたいと思います。