QMS定着への奮闘日記 >

QMS定着への奮闘日記

No.173 2015年版移行に向けた文書見直し、始動!

2016年5月26日

  私はマネジメントシステムに関わっている方と接する機会が多い
   のだが、最近はどの方にあっても「NKSさんは、2015年版への
   移行はどうですか?」と聞かれることが多い。

   「次回の更新審査の際に、2015年版の移行審査も予定していま
   す」と答えるのだが…実は殆ど手をつけていない。

   先日の審査では「現行のQMSでスムーズに移行出来ると思いま
   すよ」とか、外部監査員(マネジメントシステムの見識者)からは
   「既にプロセスアプローチやリスク管理の概念がシステム化されて
   いるから、特別何かしなくても良いと思う」という嬉しい評価を頂
   く。

   「そうかなぁ~(照)」と自負心を持つ一方、どこか不安もある。

   審査機関等がセミナーを開設したり、専門誌の特集が多く組まれ
   たり、他社様ではマニュアル改訂のためのコンサルタントを付けた
   りされている。

   「皆さんがそれだけ取り組んでいるのだから、結構大変なのかも
    しれない…」

   そう感じる度に「対比表から作ってみるか~」と思ってはみるもの
   の、結局日常の業務に追われて頓挫してしまっている。

  これではあっという間に1年が経ってしまう!ということで、自分の
   不安の払拭、そして尻を叩くためにも、目標を設定しよう!

     2015年版との整合性確認・対比表作り
       →6月末
     QMS管理文書の全面見直し完了
       →10月末

   QMS管理文書の全面見直しは、2015年版移行に向けてでもある
   けれど、一番の目的は
   「社員が使い易い、実務に合ったQMS管理文書にする」こと。

   折角見直すなら、「ISOのための文書」ではなく、「社員の傍に
   いつもある文書」にしたい。

  今後、進捗状況とレビュー、その中で学んだこと・感じたことも含
   めて、当日記で綴りたいと思います。

△ No.174 新入社員教育って難しいね…
▽ No.172 ISOは『安心して忘れてよい仕組み』なんだ…