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QMS定着への奮闘日記

No.185 実務者同士が話し合う『公開3課ミーティング観察会』開催します

2016年10月20日

  当社の事業所運営は、各課(営業・技術サービス・品証の3課)責
   任者の合議制で実現しています。

   そのミーティングを「3課ミーティング」と呼び、事業所運営の決
   裁機関と位置付けています。

   3課ミーティングの原則、議論内容、進め方は『3課ミーティング
   進行運用手順書』(図1:一部抜粋)として定め、

   手順書
        図1 3課ミーティング進行運用手順書(一部抜粋)


   手順を基にした『事業所3課ミーティング結果』(図2)フォームを
   使って、上から順に空欄を埋めるように進行することで、3課ミー
   ティングが実現できるような仕組みになっています。

   ミーティング結果
        図2 事業所3課ミーティング結果(一部抜粋)


  12の事業所とも同じ仕組みで3課ミーティングを運営しています
   が、その議論の深さや緻密さにはバラツキがあります。

   仕組みは決まっているけれど、どれくらい議論したらいいかとか、
   合意する根拠等は、運営する3課責任者に委ねていることが、バラ
   ツキの要因だと思います。

   どの責任者も模索しながらも一生懸命運営しているので、
     「貴方の事業所の3課ミーティングのコツは何ですか?」
     「問題点は何がありますか?」
   と訊ねても、言葉で表現するなかなか難しいもの。

  そこで、百聞は一見に如かず!
   新たな取り組みとして、TV会議システムを使った
   公開3課ミーティング観察会を開催することにしました。

   主催事業所の3課ミーティング実施状況を、数事業所の3課責任者
   が観察し、気になったことやアドバイス等の意見交換を行う。

   これまで一部の事業所では、本部スタッフが3課ミーティングを観察
   し、指導やアドバイスをしたことがありましたが、どことなく
   「上から目線」に取られてしまう。

   だから、本部スタッフはファシリテーターに徹し、
   所運営の実務者同士が見て話し合うことで、他所のコツや工夫、
   時には自所の不足部分を実感し、改善のモチベーションアップに繋がる
   のではないかと期待。

   近日中にスタートしようと、現在開催計画を立案中。
   また後日実施の状況をお伝えしたいと思います。

△ No.186 当社の業務プロセスに『ミーティング』が多い理由
▽ No.184 NKS流QMSが月刊アイソスに掲載されました