●2016年10月20日
■ 当社の事業所運営は、各課(営業・技術サービス・品証の3課)責
任者の合議制で実現しています。
そのミーティングを「3課ミーティング」と呼び、事業所運営の決
裁機関と位置付けています。
3課ミーティングの原則、議論内容、進め方は『3課ミーティング
進行運用手順書』(図1:一部抜粋)として定め、
図1 3課ミーティング進行運用手順書(一部抜粋)
手順を基にした『事業所3課ミーティング結果』(図2)フォームを
使って、上から順に空欄を埋めるように進行することで、3課ミー
ティングが実現できるような仕組みになっています。
図2 事業所3課ミーティング結果(一部抜粋)
■ 12の事業所とも同じ仕組みで3課ミーティングを運営しています
が、その議論の深さや緻密さにはバラツキがあります。
仕組みは決まっているけれど、どれくらい議論したらいいかとか、
合意する根拠等は、運営する3課責任者に委ねていることが、バラ
ツキの要因だと思います。
どの責任者も模索しながらも一生懸命運営しているので、
「貴方の事業所の3課ミーティングのコツは何ですか?」
「問題点は何がありますか?」
と訊ねても、言葉で表現するなかなか難しいもの。
■ そこで、百聞は一見に如かず!
新たな取り組みとして、TV会議システムを使った
「公開3課ミーティング観察会」を開催することにしました。
主催事業所の3課ミーティング実施状況を、数事業所の3課責任者
が観察し、気になったことやアドバイス等の意見交換を行う。
これまで一部の事業所では、本部スタッフが3課ミーティングを観察
し、指導やアドバイスをしたことがありましたが、どことなく
「上から目線」に取られてしまう。
だから、本部スタッフはファシリテーターに徹し、
所運営の実務者同士が見て話し合うことで、他所のコツや工夫、
時には自所の不足部分を実感し、改善のモチベーションアップに繋がる
のではないかと期待。
近日中にスタートしようと、現在開催計画を立案中。
また後日実施の状況をお伝えしたいと思います。
△ No.186 当社の業務プロセスに『ミーティング』が多い理由
▽ No.184 NKS流QMSが月刊アイソスに掲載されました