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QMS定着への奮闘日記

No.215 【NKS流QMS語録】QMS構築の理念

2017年11月30日

  当社がQMSを構築する際、今ある殆どのルールの出発点は、
   ルールが無かったがために起こした「失敗・チョンボ」からの
   気づきです。

   仕事をするのに「ルール」が無かったら、社員個人の能力や
   一生懸命さに頼り、その結果は…終わってみないと分からない。

   「成功」なら良いですが、
   「失敗」となればお客様にも迷惑を掛けるし、会社としても辛い。

   辛い想いをするのは、当事者となった社員もです。
   れまでに起こした失敗の数だけの、社員の悲しさも目の当たり
   にしました。

   ルールが無かったら…仕事をする社員・させる会社の気持ちは、

    ●校正は「キチッと出来て当たり前」のプレッシャー
    ●結果は出たとこ勝負…結果が出るまでは不安
    ●成功なら「happy」…(お客様からすれば当然)
    ●失敗なら「unhappy」信頼・安全・品質・コスト・
     自信・社員…お客様も当社もいろんなものを失う  等々


  「同じような失敗は絶対に繰り返さない、誰もunhappyにしてはな
   らない。その想いが根底に無ければ、QMSを構築しても機能しない。
   が社長の教えです。

   ISO9001を活用して文書化していますが、QMS構築の原則は
   「会社のあり方」だと当社では考えています。

   語録1130

△ No.216 【NKS流QMS語録】仕組み構築の極意
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