当社の歩んだ、業務改革の実際
| ● | 当社がISOを導入、認証取得して10数年。 「社員を仕事で悩ませない」こんな想いで、QMSを構築。 |
| ● | がむしゃらに努力し、取り組んできた結果、職場に一杯のノウハウと発想が 貯まりました。 |
| ● | 当社のQMSの取り組みを、様々な切り口からお伝えしたいと思いますが、 その前に、当社が歩んできた業務改革の様子を、簡単にご紹介します。 |
【気づき】
⇒ こんな状況から脱却するために、ISOの導入を決意
| 【業務改革】 | 【対策】 | |
| 仕事情報の共有化 電話・FAXの「1対1」の やりとりはモグラ叩き |
→ | 社内イントラネットを導入 「1対N」且つタイムリーに 情報を共有 |
| 情報の握り潰し・忘れ、仕事の停滞等が明確になった | ||
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| PCによる業務システム化 「手書き事務」の廃絶を目指す |
→ | 営業活動支援システム、 CATシステムetc.の導入 |
| 事業所毎に業務の進め方が違う | ||
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| 日常業務、各ミーティングの 運用方法を詳細に標準化 |
→ | 運用手順の見直し、作成 ■3課ミーティング運用手順 ■営業ミーティングの進め方 ■日常業務の活動フローetc. |
| 進め方は決めたのに、トラブルは無くならない… | ||
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| 仕事上のトラブルの殆どが、 力量が無いために起きている ことに気づく |
→ | 各業務の「力量」定義と、評価方法を確立 ■トレーニングキット ■標準モデルの作成 |
| QMSの改善が進まない…内部監査は形骸化 | ||
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| 社員による内部監査を諦めよう | → | 外部監査員を取り入れた 内部監査の導入 |
| 随分きめ細やかにQMSを創り上げた | ||
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【気づき】
⇒ ここで改めて、
当社の業務品質「プロセスアプローチ」とは何か…にぶつかる
| 【業務改革】 | 【対策】 | |
| 「当社の仕事を構成するプロセ ス」とは何か、議論を積み重ねる |
→ | 「プロセスの品質(業務品質)」を確立 業務のプロセス毎に求めら れている品質を定義付け |
| 提供する当社の業務品質は、「プロセスの品質」の累計 | ||
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| 「プロセスの品質」に関わる人 の「仕事ぶり」を向上させれば、 業務品質も向上 |
→ | 「プロセスの品質」の向上と 個人の品質目標とリンク プロセスアプローチを展開 |
⇒ 現在、
「プロセスの品質」の実現、及び更なる業務改革に奮闘中
| ● | 規格では「プロセスアプローチ」を次のように説明 | ||||||||||
| 組織内において、望まれる成果を生み出すためにプロセスを明確にし、その相互 関係を把握し、運営管理することと併せて、一連のプロセスをシステムとして適用 すること |
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| [ISO9001:2008 0.2 プロセスアプローチ より引用] | |||||||||||
| ● | もっと会社の性格にフィットさせて…当社が捉える「プロセスアプローチ」とは、 | ||||||||||
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| ● | ここまで理解するには、QMSを使い込むだけの問題意識と我慢強さ、 そして工夫の繰り返し… |
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| ● | いざ振り返ってみると…「プロセスアプローチ」は特別な活動ではなく、 「業務品質を達成させるために、決めた通りに仕事をしよう」 即ち、QMSの本質そのものだったことに気づきました。 |