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QMS定着への奮闘日記

No.32 校正業務品質を具現化する‘人の品質’を考える

2010年11月 4日

 先週のQMSミーティングに挙がった話題「気配り・目配り…」

  それをきっかけに「NKSの校正業務の品質(価値観)はどうやって
  高めていくのか…」という問題提議がトップからあった。

    『NKSの校正業務の価値観は何だろうか…
     一つは、技術や仕組みの確かさ、マニュアルやトレーサビリティの
     確かさなどの‘物理的な品質
     もう一つは、その技術や仕組みを「お客様と直に接して実現している
     人」によって具現化している、つまり‘人が関わる品質’がある。』

 しかし、一人一人がどんな動きをすることで、NKSの価値観を現して
  いるか…どうお客様に伝わっているか分からないような現状。

  お客様にどのように接しているのか、お客様に好ましいと感じて貰うには、
  どういうサービス(用役)を提供することなのか…

  これまで行動してきた結果、お客様から見た印象はインタビューや
  アンケートで評価してきたが、所詮それは「結果論」


 「どんな言動やカタチがお客様の印象に影響するのか…」を
  主体的に実現出来るような‘人の品質に関わる仕組み’を構築すれば、
  より高いレベルの「顧客満足」が得られるかも知れない!

 会社が行う校正業務の品質
      = 技術、仕組み × それを具現化しているその人の品質

  下線部を言い換えれば、
  「校正業務品質を実現するための品質・資質」には何があるだろうか…
  まずは、仕事の流れ・プロセス毎に洗い出すところから始まった。

△ No.33 当社の取り組みを「見える化」する
▽ No.31 「気配り・目配り」は顧客満足度向上の糸口