●2012年4月12日
■ 最近よく、ISO関連のフォーラムや専門書等で「内部監査」や「内部
監査員」がテーマにあがっているように思う。
「内部監査は組織改善の強力なツール~」
「内部監査員は経営者の代行者~」 etc.
きっとどの組織も、ISOとの適合性云々から、「どう使われているか」
「それが組織にとって有効的か」という視点に変わってきたからかな…
そのため必然的に「内部監査(員)の重要性」がクローズアップされて
いるのかも知れない。
■ 当社もかれこれ8年前、トップが従来の内部監査に不満を持っていた
ことから、外部の見識者を起用した「外部監査員」という現行の進め
方に踏み込んだ。
詳細はこちら<<< NKS流内部監査
この効果は覿面で、QMSのツボにビンビン効く議論や〈改善の種〉の
発見に繋がっている。
■ 当社の内部監査員は、外部監査員を含めて現状3名いる。
そんな内部監査員に求められる力量は、下記のように規定している。
①トップマネジメントの方針・考え方・スタンスを理解し、
解説出来ること。
②QMS業務の各プロセスと、そこに流れる人の動きや活用
ツールを理解していること。
③業務遂行の事実とQMSの差異を、システム的・論理的に
指摘出来るように努力すること。
この力量と人員について、先日あったISO認証サーベイランスで審査員
と議論している時…こんなことに気づいた。
「この力量を持った人が増えれば、トップの切り口からモノが
見える、モノが言える人が増えるということ…
そうすれば当社の運営、QMSの運用はもっと改善・向上す
るんじゃないか…!」
■ サーベイランスでこんな凄い気づきがあるなんて!! 正直ビックリ。
これは是非とも取り上げるべき〈改善の種〉じゃないか!!
どんなカタチになるか分からないけど、内部監査員の教育・訓練が実現
され、力量が担保されれば、トップの代行者となり得る人が増えるはず!
早速トップに報告しなければ!
どんな反応があるか…ワクワクするなぁ。
△ No.51 出よ、職場をリードしてやろうという社員!
▽ No.49 アプローチの仕方次第で、相手の印象はガラリと変わる