QMS定着への奮闘日記 >

QMS定着への奮闘日記

No.76 校正は、QMS運営というブランドが生み出した成果物

2012年10月25日

  先週末、トップページでお知らせした、
   (財)ブランド・マネージャー認定協会主催の「第3回公開シンポジウム」で、
   当社のブランディングについての実践発表をした。

   「当社がどうやってコーポレートブランドを構築したのか」をテーマに、
   No.70「NKSは校正を“ひたむきに進化”させている会社です」でも紹
   介した当協会主催「第7回ブランドセッション」で参加者の皆さんから頂
   いた意見や、その後気づいた事をふまえて練り直した内容だ。

  先日のセッションでの「社員一人一人が、当社は校正を“ひたむきに進化”
   させている会社だということを実感し、言動から滲み出ることが目標」と
   いう気づき…これには変わりはないが、更に気づいたことがあった。

   それは「校正は、QMS運営というブランドが生み出したの成果物」とい
   うこと。

  このプレゼンの内容を考えるに当たって、もう一度当社がこれまでやって
   きたことを見つめ直した。

   トップがISOを経営に導入し、10数年掛けて、独自のQMSをココま
   できめ細かく創り上げた。
   その根底には「お客様に校正で満足してもらいたい」という強い想い・意
   思が有り、ただただひたむきに、実直に仕事をしてきた。

   会社の歴史や信念、行動…これら「当社の生き様」がブランド。
   そしてこの生き様は全てQMSに盛り込まれている。

   つまり、「QMSで仕事をしているプロセス」そのものがブランドなんだ。

  そしてQMSに沿って仕事をして出来上がったモノ…それが‘校正’。
   よって「校正は、QMS運営というブランドが生み出した成果物」と気づ
   いたのだ。

   逆を言えば、お客様に提供している「校正」その1件1件全てが、NKS
   のブランドの現れなんだ。
   そう思うと、当社がやっている校正って深いわ~

  そういえば、シンポジウムで会ったポップコーン屋さん。
   その社長さんが「QMS」に興味を持たれていたが、もしQMSでポップ
   コーンを作り、販売したなら…お客様がポップコーン1粒1粒を口に放り
   込む瞬間や、その時の笑顔がブランドの現れになり、その社長さんの生き
   様の現れになるんだろうなぁ。

   そのポップコーンはじっくり味わう価値がありそう。

△ No.77 QMSとワタシ
▽ No.75 読者様からのメールでもらった、感動と勇気