QMS定着への奮闘日記 >

QMS定着への奮闘日記

No.116 校正責任者の‘パフォーマンス力’を向上させるための
     新たな取り組み検討中

2013年8月29日

  以前話題に挙げた「校正責任者」の力量再構築。
   >>№106 校正品質を握る「校正責任者」の力量、決まる

   資格取得に向けた動きが、各事業所で本格的に始まりつつある。
    1)新しい「校正責任者の行動指針」を使ってのOJT教育
    2)QM運用保証責任者による、行動指針通りの運用状況になって
      いるかの実態観察 etc.

   活動の報告を見ると「行動指針通りに進められていた」「そろそろ申請
   の手続きを始めようと思う」など、まずまずの進捗だ。

  その状況を月度のマネジメントレビュー会議で報告したところ、トップも
   今後の動きを楽しみにしているようだ。

    でも併せてこんな事も言われた…
    「これからの校正責任者は、ただ指針通りに出来るだけではなく、
     そのパフォーマンス力が求められる。
 
     校正はチームの‘人の動き’で実現する。そういう人の動きを
     見て、お客様は当社の校正業務の‘品質’を評価する。
     当社の校正責任者は決められた通りの動きは出来るだろうが、
     ‘見られている’という感覚が薄い。

     一度‘人の動きを見せる’しかもチームで実現しているような職
     業のところに伺って、どんなパフォーマンスをしているのか。
     そのパフォーマンスはどのように訓練・維持しているのかを勉強
     させて貰ってはどうだろうか。」

  それは面白い!!
   当社の校正メンバーも校正責任者も真面目に実務をこなしているが、
   「見られている」とか「見せる」という感覚は殆ど持っていないだろう。
   しかしこれからは「見せる校正責任者」「見せるリーダー」になる。

   これまではそれを‘その人の資質’に任せていた感があったが、会社と
   してどんなアプローチをすべきなのか…本部スタッフは学ばなければ!

  ということで、現在QMSを運用していて、かつ「チームの動きを見せ
   る」企業(例えば引越業者とか)をサーチ中。
   その後の動きは後日ご紹介。楽しみだ!楽しみだ!

△ No.117 QMS管理文書を大改造するぞ!!
▽ No.115 時間目標の見える化で、社員の動きが変化し始める