●2013年11月21日
■ 前回は突然のお休み…申し訳ございませんでした。
突然冬っぽくなり、子供の保育園では鼻が垂れていない子を探す方が
難しい程。皆様、どうぞご自愛下さいませ。
■ さて、先日ある事業所の内部監査を行った。
その事業所は以前あまり風通しが良くなかった。暫くの間、本部も直接
関わって運営改善を試みたが、なかなか期待する動きにはならなかっ
たため、今期から3課の責任者を総入れ替えした。
そしてその新しい責任者になって初めての内部監査、直接運営状況を
観させてもらった。
■ 緊張した面持ちで、監査員からの質問に対して答えたり資料を出したり
するのもアタフタしていたが、暫くすると慣れてきたようで、キチッと
した受け答えになってきた。
一つ一つの議論に対して、自分の考えをハッキリ述べられる。
またその発言は、事業所の現状と自分の経験から何が有効なのか、彼
なりではあるが分析した見解も述べられ、聞いていてとても感心した。
しかもそれは内部監査だからと特別に述べられた訳ではなく、普段の
3課ミーティングでも話題に挙げているらしい。
こんな動き、前任者には申し訳ないが、以前は考えられなかった。
確かに風が通っている。
当初は思い切った異動に不安もあったが、采配が功を奏したと思える
結果が出ている事は、正直嬉しかった。
■ でもそんな結果よりも「責任者として職責を果たすために、何をしなけ
ればならないのか」を模索しながら3人力を合わせて一歩ずつ前進しよ
うとする彼らの姿勢そのものが嬉しかった。
当社のQMSは単に仕組みを作って「その通りやりましょう」ではなく、
どんな姿勢で取り組んで欲しいか、それによって会社は職場をどうした
いと思っているのかも伝えてきた。
そんな取り組みの努力が報われたのかなと(良いように)解釈すると…
これほど嬉しいQMS運営の改善はない!とつくづく実感。
■ これも17年間のQMS運営で培ってきたノウハウとその成果の一つ。
そんなNKSのノウハウを提供する「QM戦略運営 講演開催」の紹介
をする予定でしたが、偶々QM戦略運営での効果の事例があったので
綴りました。
また次回号以降で講演についてお知らせしたいと思います。