●2014年4月24日
■ 前回「力量の基本概念の整理」について案内しましたが、まだまだ
纏まり切れていない現状。
なので、紹介出来るカタチは無いのだけれども、そのヒントが現在
別途纏めている前期50期のマネジメントレビューから見えてきた。
50期も様々な「QMSの改善に繋がった活動」があったが、逆に
「積み残した課題」もいろいろあった。
■ 「積み残した課題」を分析していくと、『仕組みの整理』や『力量の
見直し』がキーワードとして挙がってきたが、それと同時に『どう実
現するか』にもスポットライトが当たってきたのだ。
どういうことかというと、仕組みや力量の整理・強化も必要だけれど
も、我々のようなサービス業は、それを実現出来た、かつ、相手に
伝わってこそ意味を成す。
つまり「職責の果たし方をどう見せるか」までを含めて考えないと、
目指したい「QMS活動」にならないということ。
■ それは決して「校正作業」だけに限らず、前回紹介したような、挨拶
の仕方や電話の出方、お客様への説明や所内の報連相等、そういう基
本的なことが成立しなければ、「サービス」を生業としている当社は、
お客様の満足・信頼は得られないし、QMSを実現する目的が果たせ
なくなる。
社内外問わず、真摯な態度、一生懸命さ、ひたむきさ等々が、その人
の「持ち味」であり「力量」ということ。
それが仕事で実現して欲しいことならば、会社は力量定義として決め
るべきだし、その「見え方」で評価すべき…というのが、今回の力量
見直しの基本概念となるところだと思う。
■ それを「カタチ」として見せられれば良かったのだが…
でも、キチッと考えが纏まれば、あとは力量としてカタチ作るだけ。
具体的な構築の仕方(考え方)は、当HPの「力量」ページの通り。
ご紹介出来るカタチになったら、その時にお見せしたいと思います。
△ No.147 「QM戦略実践協会」経営改革・品質向上をサポートします
▽ No.145 「教育」と「力量」…概念から再整理