●2015年11月12日
■ 悲しいことに、またお客様クレームがあった。
しかも一番あってはならない「決められたことを決められた通りに
実行しなかった」人の運用が起因。
お客様からも「ISOならば‘仕組み’で手を打たなければならな
いのでしょうが、これは個人の問題ではないのか?」と指摘された
が、まさしくその通りだと思う。
■ これまでトラブルが起きて、それが人の運用に問題があったとして
も、「こういう風にさせてしまった仕組みに問題があるんだ」と捉
えて、仕組みとして手を打ってきた。
まだまだ発展途上ではあるけれど、多くの方から「そんなことまで
決めているの!?」と驚かれるくらい、私にとっては自慢のQMSだ。
そして、このQMSをひたむきに実施してくれている社員がいるか
ら、当社の「校正品質」が維持されている。
■ けれども、悲しいことに中には「分かっていてやらない」「やって
いないことを隠そうとする」者がいる。
当社は常々「会社は結果責任、社員は実行責任」と言っているが、
「分かっていてやらない」社員を、会社はどれだけ守ればいいの
か…
それで一生懸命やっている社員と同じではフェアじゃない…って、
私個人の意見としては思うところがないことはない。
(企業なのでそうばかりは言えないのも十分承知…)
■ どんなに「これで同じトラブルは出さないぞ!」と思って仕組みを
構築しても…最終的にはそれを実現する「人」「人」「人」
前回綴った「社員の仕事振り」に行き着く。
予定では、社員の仕事振り向上の一環とした「JOB統括者の力量
評価」についての紹介でしたが、その取り組み中に起きた、NKSの
校正業務の根底を揺るがす出来事を、少々ボヤキ気味に綴ってし
まいました。
「もう二度とこんな仕事振りは出さないぞ」と、改めて緒を締め直さ
ねば。
一筋縄ではいかないけれど、品質向上に向けたNKSの奮闘振りを
ご紹介したいと思います。
△ No.154 社内コミュニケーションの絶対的エース「TV会議システム」
▽ No.152 NKSの校正品質は「人」が握っている