●2016年9月8日
■ 最近よく幾つかの審査機関から「審査機関を見直されませんか?」
という連絡を頂きます。
次回審査は移行審査を考えているし、何より2015年版からは「審
査のあり方や質がガラッと変わるかも」という噂を聞くので、いろ
んな審査機関の話を聞くのも面白そうと思い、来社してもらって、
お話を伺っています。
どの審査機関もそれぞれの姿勢・特色があり、とても興味が湧く。
何より、審査費用がとてもリーズナブルでビックリ!
■ 現在当社がお願いしている審査機関も、審査自体も好意が持てる
し、費用もリーズナブル。
これまで「ISO審査はコストが高いだけで、形式的・教条的で何
も得られない」と期待が持てませんでしたが、現行の審査機関にな
って、初めて「コストパフォーマンスが良い」と感じました。
■ でも、よくよく考えてみると…パフォーマンス自体は「審査機関」
ではなく、担当してくれる「審査員」。
今年4月に担当してくれた審査員も、「企業経営にとってのISO」
に対する見識が高く、受けた審査にもお話にも惚れ惚れしまし
た。
けれども、審査の公平性から、ずっと同じ審査員の方が担当してく
れる訳ではないし、基本的に担当する審査員は、審査機関が決め
ること…
■ 2015年版への移行、数機関からのセールスPR、審査の有効性…
いろんなことを総合的に考えていると、ある疑問にぶち当たってし
まった…
審査機関は
「機関の姿勢や評判で選ぶべきか、審査員で選ぶべきか」
●審査機関の特色や姿勢には好感が持てた、世間の評判も良い、
としても、実際の審査は担当する審査員の力量による。
●審査員で選びたくても、一度受けてみないと判断出来ないし、
ずっと同じ方が担当する訳でもない。
同等の力量の方が担当するとも限らない。
それに企業としては、審査費用も重要だ。
■ 「審査機関の姿勢・評判」で選ぶのか「審査員」で選ぶのか、
それとも「審査費用」で選ぶのか…暫く悩みそうだ。