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QMS定着への奮闘日記

No.205 作業者育成の問題を解決、「資格取得道場」開門します!

2017年6月22日

  今年度、当社にも新入社員・中途採用者等、数名が入社しました。

   皆さん「早く一人前になろう」と、作業者資格取得に向けて、教育の
   日々です。

   しかしここ数年、「若手社員の作業者資格の取得数が、標準モデル
   に達しない」という問題が目立っています。

   業務品質討議会(内部監査)や意見交流会等で、「どうやったら資
   格取得数が増えるか」を議論し、様々な手を打ってきました。
     ●基礎知識資料の充実
     ●必要知識のガイドライン(知って欲しいこと)の開示
     ●知識テスト受験枠の拡大
     ●社内OJT教育(テスト)用測定器の充実  等々

   効果は少しずつ表れていますが、劇的な変化はありません。

  他にも要因があるのではないかと、責任者や先輩社員の声を聞い
   てみると…思いもしなかった声が出てきました。

     「資格は取らせたいけど、教育で講師となる人の時間が
      なかなか取れない」

   知識力量の習得(OFFJT)は、自主的に勉強できるような工夫を施
   しましたが、技術力量の習得(OJT)は、講師がいなければ実施で
   きません。

  なんと、資格取得が増えない理由は、講師の「スケジュール」や
   「時間」にもあったのです。

   講師となる責任者や先輩社員の多くは、第一線で活躍しています。
   目の前の仕事をこなすことが優先となり、教育の時間が十分取れな
   い現状は分からなくもありません。

  問題の所在が分かれば、後は手を打つだけ!

   皆で知恵を出し合った中に、「車の合宿免許みたいに、短期間で
   資格が取れると便利かも」という声が…これだ!!

     ●社内OJT教育用の測定器も充実してきた。
     ●講師は、事業本部の業務担当G長。
     ●本部の会議室で、知識&実技の集中トレーニング etc.

  ということで、一定期間集中的に知識と技術を学び、一通りの作業
   が出来る「準即戦力(※)」を養成する機関『資格取得道場』を
   開門します。
     (※)すぐに現場で活躍出来る状態を「即戦力」とすると、
        現場特有の知識や経験は、当道場では養えないため、
        「準即戦力」としました。

   資格取得道場は、4日間の集中学習で、10手順以上の資格取得が
   目標。4日間経過後、10手順に満たない場合は居残り学習もアリ。

   自社のイベントですが…想像するだけで
   面白そう!ワクワクする!

   開門は7月末頃。
   どんな状況だったか、また後日、当日記でお知らせします。

△ No.206 大事な標準器を、大切に使うための意識付けを紹介します
▽ No.204 パソコン内のデータが、パッと見れない・スッと出せない!?