●2017年6月22日
■ 今年度、当社にも新入社員・中途採用者等、数名が入社しました。
皆さん「早く一人前になろう」と、作業者資格取得に向けて、教育の
日々です。
しかしここ数年、「若手社員の作業者資格の取得数が、標準モデル
に達しない」という問題が目立っています。
業務品質討議会(内部監査)や意見交流会等で、「どうやったら資
格取得数が増えるか」を議論し、様々な手を打ってきました。
●基礎知識資料の充実
●必要知識のガイドライン(知って欲しいこと)の開示
●知識テスト受験枠の拡大
●社内OJT教育(テスト)用測定器の充実 等々
効果は少しずつ表れていますが、劇的な変化はありません。
■ 他にも要因があるのではないかと、責任者や先輩社員の声を聞い
てみると…思いもしなかった声が出てきました。
「資格は取らせたいけど、教育で講師となる人の時間が
なかなか取れない」
知識力量の習得(OFFJT)は、自主的に勉強できるような工夫を施
しましたが、技術力量の習得(OJT)は、講師がいなければ実施で
きません。
■ なんと、資格取得が増えない理由は、講師の「スケジュール」や
「時間」にもあったのです。
講師となる責任者や先輩社員の多くは、第一線で活躍しています。
目の前の仕事をこなすことが優先となり、教育の時間が十分取れな
い現状は分からなくもありません。
■ 問題の所在が分かれば、後は手を打つだけ!
皆で知恵を出し合った中に、「車の合宿免許みたいに、短期間で
資格が取れると便利かも」という声が…これだ!!
●社内OJT教育用の測定器も充実してきた。
●講師は、事業本部の業務担当G長。
●本部の会議室で、知識&実技の集中トレーニング etc.
■ ということで、一定期間集中的に知識と技術を学び、一通りの作業
が出来る「準即戦力(※)」を養成する機関『資格取得道場』を
開門します。
(※)すぐに現場で活躍出来る状態を「即戦力」とすると、
現場特有の知識や経験は、当道場では養えないため、
「準即戦力」としました。
資格取得道場は、4日間の集中学習で、10手順以上の資格取得が
目標。4日間経過後、10手順に満たない場合は居残り学習もアリ。
自社のイベントですが…想像するだけで
面白そう!ワクワクする!
開門は7月末頃。
どんな状況だったか、また後日、当日記でお知らせします。
△ No.206 大事な標準器を、大切に使うための意識付けを紹介します
▽ No.204 パソコン内のデータが、パッと見れない・スッと出せない!?