●2017年7月13日
■ 当社には現在、約2,800台の標準器を所有しています。
その標準器を毎日使用して作業をしていますので、時には意図せず
壊してしまった!!…という場合もあります。
正しく使用していての破損なら仕方ありませんが、中には「どうし
て?」と不可解に思う破損もあります。
■ ある時、あまりにも標準器の破損が続き、その原因を追究していく
と、「安易な取り扱い」が見えてきました。
故意ではないにしろ、ある人のいい加減な取り扱いは、多くのリス
クを伴います。
・修理中で機器が不足する
・作業で使用出来ない
・トレーサビリティが切れてしまう
・修理費が発生する etc.
常にそのようなリスクを意識しながら使用するのは難しい。
けれども自分達の食い扶持を稼ぐ、大切な標準器の「価値」を見
える化することで、「大切に使おう」という意識付けの工夫は出来
るかも。
■ ということで、その意識付け工夫例をご紹介。
「標準器の価値がパッと見て分かる識別シール」を標準器毎に貼り
付けることにしました。
■ シールの色で「標準器の価格」を、
目安納期識別文字で「修理に出して、校正して返って来るまでの
これだけの期間は使えませんよ」を表しています。
これをパッと見て分かるところに貼り付ける。
価格云々ではありませんが、価値とリスクが使用時に見えること
で、「大切に使おう」という意識付けになるのでは…と期待して
います。
早速、社員に周知。どんな効果が出るか、楽しみです。
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