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QMS定着への奮闘日記

No.213 半期のマネジメントレビューをしました

2017年11月2日

  今年も残すところ2ヶ月となりましたね。

  当社のこの半期のQMS活動はどうだったのかを見詰めるために、
   「半期のマネジメントレビュー」をしました。

   その内容を紹介する前に、当社のマネジメントレビューにおける考
   え方をお伝えします。

  「本来のマネジメントレビューは、日々の活動を通じて実施される
    ものである」の考えを基にして、

    ・日々の各事業所の活動状況を『事業所3課ミーティング結果』で
    ・会社方針・全社に関わる会社情報を『出来事と対応』で

   週2回、双方向によるマネジメント情報をやりとりしています。
    (当HP「QMSの運用」ページ参照)

   そして日々の取り組みがどうなっているか、どのように手が打たれ
   進化しているかを「半期」および「年間」でレビューします。

   日々のやりとりを「点」とすれば、点と点を繋いで線に、そして面で
   自社のQMS活動を見詰めています。

  今回は半期のマネジメントレビュー。
   いろんな出来事・活動がありましたが、集約すると3つのことが見
   えてきました。

   1.事業所と事業本部の直接的な関わりが増加した
     ⇒社内留学のスタート、事業所の生の声を聴く場etc.
   2.クレーム・業務不良が減少してきた
   3.教育・訓練の場面が充実した
     ⇒資格取得道場の実施、知識資料とそのテストの充実、
      TV会議システムを使った勉強会の開催etc.

   これら3つは相互関係にあります。

   1.(社内留学等で)実務によりフィットした(動き易い)QMSの
   進化・強化2.クレーム・業務不良の減少3.全体的な力量の向上

   一つの出来事だけを見ると「それ、あったね」で終わってしまいます
   が、俯瞰して観ることで「仕事の出来事は全て繋がっている」ことが
   分かりますね。

  それと同時に「手が打てていない課題」もハッキリしました。
   放置されないように、担当と納期を決めて取り組みます。

△ No.214 ドキュメント作りのプロになるなら、大いなる素人になれ
▽ No.212 荷物が届いているのに誰も開封しない!?