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QMS定着への奮闘日記

No.224 マネジメントレビュー、表現一つで見違えました

2018年4月13日

  新しい期(55期)がスタートしました。
   54期はどんなパフォーマンスだったかを振り返り、55期QMS活
   動の方向付けをするために、54期のマネジメントレビューを実施
   しました。

   しかし、これまで出来上がった『マネジメントレビュー記録』を
   QMSミーティングに挙げても、一発で通った試しがありません。

   それは内容よりも、「記録の表現」が引っ掛かります。

   当社のマネジメントレビュー記録は、レポート形式で纏めていま
   す。

   中身の文章が長くなると読む気が失せるので、あまり長くならず
   見易いようにと、インプット資料に工夫をして、A4で3ページく
   らいに収めていました。

   今回もより見易いようにと纏めたつもりでしたが、やっぱりQMS
   ミーティングでは社長から
   「内容はその通りだけど、なんか格調高い感じだな。」
   というちょっと皮肉めいた言葉が!

   確かに、中身は熟考しましたが、表現は前年に倣って纏めただけ。

   作っていた本人でさえも、成果物の見た目に面白味をあまり感じて
   いなかったのですから、社長や他の人から見ても「見たい!」資料
   にはなっていなかったようです。

  おかげで、その言葉で俄然やる気に!
   当社ドキュメントの特徴でもある「パッと見て分かる」を目指して
   思いついたのが「新聞」

   「一年間の取り組みと今後の課題が一枚の新聞みたいになると面
   白いかも…」と思って作り直してみると…

   意外といけるもんです。


  (ボツ案)マネジメントレビュー記録(ボツ案)
   ボツ


   ツラツラと文章で表記

  新マネジメントレビュー記録
   新mr

   どんな項目を並べているかというと…(ちょっと分かりづらいですが)
   新mr解説


   1枚でパッと見えるように表記。活動の詳細が知りたい場合はイン
   プット資料で確認。

  QMSミーティングでも「見易くて良い」と高評価。
   とてもNKSっぽいマネジメントレビュー記録になりました。

   後は…55期の課題を具体的に実践していくこと。
   その中でのトピックスや気づき等は、当日記でご紹介できればと思
   います。

△ No.225 社内留学第2弾、はじまります
▽ No.223 QMSは経営・仕事のためにあるんじゃないの?