●2010年12月22日
■今年も残すところ、あと9日
色々あったなぁと思い、今期になってからの〈改善の種〉を振り返ってみた。
感覚的に…なんか数が多い気がする。
集計してみると…やっぱり!
まだ今期を3ヶ月残していながら、〈改善の種〉数が前期の30件を超え、
既に35件も発見されている!!
色んな問題に直面してきたけど、それだけ今期は活気溢れる運用をして
来たと云うことだと思う。
■発見された35件の詳細を見てみると…
●技術上の問題 : 3件(前期比 0件)
●人の運用の問題 : 14件(前期比+2件)
●仕組みの有無・適切性 : 18件(前期比+3件)
運用を深めていけば、当然‘仕組み’の見直しが付いてくるので、「仕組み
の有無・適切性」が増加するのは予測できたが、「人の運用の問題」の増加
が著しいのには、ちょっと驚いた。
■ISO取得から15年、ASRP成熟審査での評価・承認を受けてから3年…
緻密に実直にQMS運用の定着へと取り組んで来たが、更に運用を深め、
仕組みをブラッシュアップしてきた結果、そこで働く「人」やその意識の差が
如実に現れてきたのだろう…
■時にトップはこういう…
『ISOをやっていくことで「人の識別」になる』
●決められたことを、形式通りにやる人
●決められたことに対して「私はどう役割を果たそうか」を考える人
●決められたことをは関係なく、無手勝流にやる人 etc.
そういう「仕事をする人の意識」の差が見えるカタチとなって現れ始め、
また「人の識別」に踏み込む前兆なのかも知れない…
また、来年も色んな発見、取り組み、改善があるんだろうなぁ…
拙速主義・漸進主義で取り組んでいきたい。
△ No.40 稼働率は下がった…でもそこから考えられるメリット
▽ No.38 新たに気づいた!「仕組み」で仕事を進める凄さ