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QMS定着への奮闘日記

No.39 今年〈改善の種〉が増加した理由

2010年12月22日

 今年も残すところ、あと9日
  色々あったなぁと思い、今期になってからの〈改善の種〉を振り返ってみた。

  感覚的に…なんか数が多い気がする。
  集計してみると…やっぱり!

  まだ今期を3ヶ月残していながら、〈改善の種〉数が前期の30件を超え、
  既に35件も発見されている!!

  色んな問題に直面してきたけど、それだけ今期は活気溢れる運用をして
  来たと云うことだと思う。

 発見された35件の詳細を見てみると…
    技術上の問題     :  3件(前期比 0件)
    人の運用の問題    : 14件(前期比+2件)
    仕組みの有無・適切性 : 18件(前期比+3件)

  運用を深めていけば、当然‘仕組み’の見直しが付いてくるので、「仕組み
  の有無・適切性」が増加するのは予測できたが、「人の運用の問題」の増加
  が著しいのには、ちょっと驚いた。

 ISO取得から15年、ASRP成熟審査での評価・承認を受けてから3年…

  緻密に実直にQMS運用の定着へと取り組んで来たが、更に運用を深め、
  仕組みをブラッシュアップしてきた結果、そこで働く「人」やその意識の差が
  如実に現れてきたのだろう…

 時にトップはこういう…
    『ISOをやっていくことで「人の識別」になる

    決められたことを、形式通りにやる人
    決められたことに対して「私はどう役割を果たそうか」を考える人
    決められたことをは関係なく、無手勝流にやる人  etc.

  そういう「仕事をする人の意識」の差が見えるカタチとなって現れ始め、
  また「人の識別」に踏み込む前兆なのかも知れない…

  また、来年も色んな発見、取り組み、改善があるんだろうなぁ…
  拙速主義・漸進主義で取り組んでいきたい。

△ No.40 稼働率は下がった…でもそこから考えられるメリット
▽ No.38 新たに気づいた!「仕組み」で仕事を進める凄さ