
●2011年1月13日
■あけましておめでとうございます。
  卯年は「飛躍の年」と云われます。
  NKSも、QMSに基づいた上で更なる進化が出来るように、様々な問題・
  改善の種に真っ向勝負する「チャレンジ精神」を大事にしたいきたいと
  思っています。
 ■さて、昨年末「当社の標準単価を見直そう」という話題が挙がり、
    ・作業にどれだけ時間が掛かっているか
    ・市場価格
  等を基に、現在検討を進めている。
  その準備として社員の稼働状況を調べてみると、この1,2年稼働率が低く
  なっていることに気づいた。
  当初その要因は、一昨年のリーマンショックの影響で、大口業務が減った
  から…と考えていた。
■しかし、トップから「本当にそうだろうか」という疑問が投げかけられた。
    『稼働率が高いに超したことはないが、低くなった要因が何かによって
     見方が変わってくる。
     時間の使い方が生産的なのか、それとも非生産的なのか掴まないと
     数字だけでは分からない。
     例えば、ミーティングや勉強会をする時間が長くなれば、稼働率は
     下がる。
     しかしその反面、QMSが充実したり、業務に関わる知識が付く
     というメリットが考えられる。』
 ■確かに、出先からは「3課ミーティングに多くの時間をとられている」と
  いう声が有るし、内部監査でその運用状況も見ていて「時間を掛け、しっか
  りやっているな」という印象が有る。
  そのおかげで「QMSで仕事をする」業務の質も、運用者の意識レベルも
  確実に向上している。
 ■これまで内部監査や日々の運用状況を見ていて、「QMSが定着しつつ
  あるなぁ」と感じていたが、こういう稼働状況からも推測出来るんだ…
  ただ、数字を数字として捉えるだけでなく、その数字から何を発想するか…
  「発想は固執せず、広い視野を持て!」と教えてくれたテーマだ。