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QMS定着への奮闘日記

No.140 ドキュメントが持つ「4つの機能」① ~解析機能~

2014年3月13日

  前回「ドキュメントが持つ4つの機能」の‘気づき’についてチラッ
   と触れましたが、「ドキュメントが持つ機能って何?」と思われた方も
   少なくないと思いますので、もう少し詳しくご紹介。

   当社が考える「ドキュメントが持つ4つの機能」とは…
     「解析機能」「担保機能」「記録機能」「伝達機能」
        ※ネーミングはNKSオリジナルです
   そのうち今回は、「解析機能」について紹介したいと思います。

  「解析機能」…当社では「仕事遂行にあたって、必要事項や現状を
   分析する機能」と定義づけています。

   要は、仕事をする際の「誰がやるのか」「何が必要なのか」「どのよう
   にすればいいのか」「どういう状況になるのか」etc.を具体的かつ詳細
   にしている…という機能・はたらきをドキュメントが持っているという
   こと。

  ここで「解析機能」を持った当社のドキュメントサンプル『3課ミー
   ティング進行運用手順書』をご覧頂きましょう。

   3課ミーティング手順

   このドキュメントはタイトルの如く、事業所で行う3課ミーティング
   をどのように進行すればいいのかの手順書です。

   「誰が」「何を」「どのように」議論・判断しなければならないか、
   「これ以上進行出来ない」「判断に迷った」という場合はどう対処
   すればいいかを‘フロー図’で纏めています。

   つまり「3課ミーティングを遂行するにあたって、必要な項目・動作
   とその流れを明らかにしたドキュメント」になる訳です。
   「解析機能」についてイメージ出来ましたでしょうか?

  ドキュメントって凄い!
   当社にはこのような「この通りに進めていけば○○の仕事がキチンと
   遂行出来る」という機能を持ったドキュメントが多数あり、どの仕事を
   進める場合もドキュメントを用いているため、ドキュメントの見方さえ
   分かれば、さほど教育しなくても社員の殆どがその仕事を遂行するこ
   とが出来るんです。

  さて、次回は「担保機能」についてご紹介しましょう。

△ No.141 ドキュメントが持つ「4つの機能」② ~担保機能~
▽ No.139 一言で「記録」といえども…