●2014年3月13日
■ 前回「ドキュメントが持つ4つの機能」の‘気づき’についてチラッ
と触れましたが、「ドキュメントが持つ機能って何?」と思われた方も
少なくないと思いますので、もう少し詳しくご紹介。
当社が考える「ドキュメントが持つ4つの機能」とは…
「解析機能」「担保機能」「記録機能」「伝達機能」
※ネーミングはNKSオリジナルです
そのうち今回は、「解析機能」について紹介したいと思います。
■ 「解析機能」…当社では「仕事遂行にあたって、必要事項や現状を
分析する機能」と定義づけています。
要は、仕事をする際の「誰がやるのか」「何が必要なのか」「どのよう
にすればいいのか」「どういう状況になるのか」etc.を具体的かつ詳細
にしている…という機能・はたらきをドキュメントが持っているという
こと。
■ ここで「解析機能」を持った当社のドキュメントサンプル『3課ミー
ティング進行運用手順書』をご覧頂きましょう。
このドキュメントはタイトルの如く、事業所で行う3課ミーティング
をどのように進行すればいいのかの手順書です。
「誰が」「何を」「どのように」議論・判断しなければならないか、
「これ以上進行出来ない」「判断に迷った」という場合はどう対処
すればいいかを‘フロー図’で纏めています。
つまり「3課ミーティングを遂行するにあたって、必要な項目・動作
とその流れを明らかにしたドキュメント」になる訳です。
「解析機能」についてイメージ出来ましたでしょうか?
■ ドキュメントって凄い!
当社にはこのような「この通りに進めていけば○○の仕事がキチンと
遂行出来る」という機能を持ったドキュメントが多数あり、どの仕事を
進める場合もドキュメントを用いているため、ドキュメントの見方さえ
分かれば、さほど教育しなくても社員の殆どがその仕事を遂行するこ
とが出来るんです。
■ さて、次回は「担保機能」についてご紹介しましょう。