●2017年2月2日
■ 経営に関わるコストに「時間」がありますが、
当社はその「時間意識」が弱点。
業務品質討議会で外部監査員から「時間=コスト意識が低すぎる」
とズバリ指摘され、№169で紹介した『業務時間管理表』の仕組みを
構築し、業務時間削減に繋がったと同時に、社員に「時間意識」が
根付いてきました。
「JOBの実現は、指示(査定)時間内に進行しなければならない」
という意識から、
「準備は○分でやる」 「作業は△時間でやる」 など、
プロセス毎は目標時間を持った運用になってきましたが、総合的に
見るとメリハリのない動きもあります。
私も事業所で仕事をする際、ついつい「いつの間にか、お昼休憩の
時間を過ぎていた!」と焦ることがあります。
■ 本部で仕事をしている時は、会社の就業時間に合わせて動いてい
るのに…
その違いは「チャイム」だったのです。
本部では、始業時刻・休憩時刻・終業時刻に合わせて「チャイム」
が鳴ります。そのチャイムを合図に、
「12:00になったから、お昼休憩にしよう」
「休憩が終わった、さぁ午後からもやるぞ!」
と、全員が就業時間に合った動きをします。
しかし「チャイム」がなかった事業所は、時刻に気づくか気づかな
いか。
メリハリのない動きになるのも当然でした。
■ なので、今週全事業所に「チャイムが鳴る時計」を設置。
併せて、チャイムが鳴る時刻も決めました。
8:25 … 仕事の準備
8:30 … 始業時刻
12:00 … 休憩時間始まり
12:45 … 休憩時間終わり
16:55 … 仕事の片付け
17:00 … 終業時刻
18:00 …… 残業時間やその経過への意識
■ 「チャイム」とういう時間意識向上アイテムによって、メリハリの
ある動きだけでなく、「仕事への社員のあり方」にも効果があるの
では、と今後の仕事振りにワクワクしています。