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QMS定着への奮闘日記

No.2 「運用のレベルアップ」と「QMSの改善」の追いかけっこ

2010年3月11日

 先週、ある事業所の内部監査を実施しました。

 当社の内部監査は、外部の専門家に委託していますが、
     (QMS推進者である私も、教育をかねて参加しています)
  品質記録の評価ではなく、実際の運用をその場でやらせて、その状況で
  ついた疑問符を議論するというスタイルを取っています。
      >>NKS流 内部監査

 さて、今回の内部監査はどうだったか…

  被監査員である事業所責任者は、決められたドキュメントを使い、時間は
  掛かっているけれども、それはそれは一つずつ丁寧に遂行していました。

 内部監査という「気負い」はあったと思うけど、
  その運用に感心するのと同時に、推進者としての感謝の気持ちでいっぱい
  でした。

 その反面…
   「あっ、そのドキュメントは内容が古いからヴァージョンアップ
    しなきゃ!!」
   「使わせているドキュメントが多いな…
    それとそれを統合したら、もっと効率よく出来るんじゃないか!?」

 などなど…ドキュメントの‘アラ’があるわあるわ…
  早くレビューして、使い易いドキュメントを運用者に提供しないと
  いけない!

  「運用レベル」が上がれば、それ以上の「仕組みのレベルアップ」が必要と
  されることに気づかされた内部監査でした。

△ No.3 トップが『ドキュメント作り』に妥協しない理由