●2010年3月11日
■先週、ある事業所の内部監査を実施しました。
■当社の内部監査は、外部の専門家に委託していますが、
(QMS推進者である私も、教育をかねて参加しています)
品質記録の評価ではなく、実際の運用をその場でやらせて、その状況で
ついた疑問符を議論するというスタイルを取っています。
>>NKS流 内部監査
■さて、今回の内部監査はどうだったか…
被監査員である事業所責任者は、決められたドキュメントを使い、時間は
掛かっているけれども、それはそれは一つずつ丁寧に遂行していました。
■内部監査という「気負い」はあったと思うけど、
その運用に感心するのと同時に、推進者としての感謝の気持ちでいっぱい
でした。
■その反面…
「あっ、そのドキュメントは内容が古いからヴァージョンアップ
しなきゃ!!」
「使わせているドキュメントが多いな…
それとそれを統合したら、もっと効率よく出来るんじゃないか!?」
■などなど…ドキュメントの‘アラ’があるわあるわ…
早くレビューして、使い易いドキュメントを運用者に提供しないと
いけない!
「運用レベル」が上がれば、それ以上の「仕組みのレベルアップ」が必要と
されることに気づかされた内部監査でした。